年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因【なぜ高齢者が若者を批判する?】

雑談

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因について考えてみます。

みなさんは、「最近の若者は…」みたいな言葉を耳にしたことはありませんか?

「最近の若者は読書をしない」とか「若者はニュースも碌に見ない」など、高齢者が若者に対して否定的な意見を言っている場面を見たことがある人は少なからずいると思います。実際、今迄に言われた経験のある人もいるかもしれません。

ここでは、高齢者になると若者に否定的な意見が出てしまうのか、年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因について考えてみたいと思います。

年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因

先に結論から言いますと、年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因とは『自己愛が強く、過去の記憶を歪めてしまっている』ためです。

もう少し具体的に言うと、年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因とは、無意識のうちに自分の過去を美化してしまっているせいで、自分の子ども時代はもっと賢かった、もっとできていたと過去を歪めた状態で比較してしまうからです。

前提としまして、そもそもどういった人が「最近の若者は…」みたいな言葉を口にしているでしょうか?

嫌な言い方かもしれませんけど、これは自己愛の強い人、相手と比較をして自分の方が優れていると感じている人が発しやすい傾向にあります。

もっとざっくりとした言い方をすると、最近の若者と、記憶にある同じ年齢であった頃の自分の姿を比較して、自分の方が行動力があったとか、自分の方がもっと熱意があったと、自分の方が優れていると感じているために起こります。

それを踏まえたうえで少しだけ考えてみてほしいのですが、実際のところ「最近の若者は…」と言ってしまう人というのは、それほど皆が子ども時代に優秀であったのでしょうか?

正直、ちょっとした時代背景の違いはあるかもしれませんけど、若い頃というのは大抵の場合同じように過ごしてしまっている人が殆どだと思います。そもそも年齢に関係なく、そう極端な経歴を持っている人というのは稀です。

つまりどういうことかと言いますと、「最近の若者は…」と言ってしまう人というのは、そもそも自分の子ども時代の記憶を歪めて美化してしまっている可能性が高く、自分の方が優秀であったと勘違いしてしまっている可能性の方が高いのです。

なので、誰かから「最近の若者は…」などと否定的な意見をされた時は、口には出さなくていいので、その人は『自己愛が強く、過去の記憶を歪めてしまっている』人なのだと内心で思っておきましょう。

さいご

今回は、年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因について考えてみました。

まとめると、

  • 年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因とは『自己愛が強く、過去の記憶を歪めてしまっている』ため
  • 年を取ってから若者をダメだと思ってしまう原因とは、無意識のうちに自分の過去を美化してしまっているせいで、自分の子ども時代はもっと賢かった、もっとできていたと過去を歪めた状態で比較してしまう

最後までお読み頂きありがとうございました。

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