こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、強く生きていくために必要なことを考えてみたいと思います。
みなさんは、ふと逃げ出したくなったことはありませんか?
仕事や学校、ちょっとした人間関係など、長い人生の中で辞めてしまいたいと考えた経験のある方は意外にいると思います。ストレス社会ともいわれている現代では、そうした考えを持つことが当たり前だと認識されるくらいには、私たちの周囲は嫌なことで溢れています。
ここでは、少しでも辛い環境で私たちが生きていくために、強く生きていくために必要なことを考えてみたいと思います。
強く生きていくために必要なこと
先に結論から言いますと、強く生きていくために必要なこととは『免疫をつけようと考える』ことです。
もう少し具体的に言うと、少しでも強く生きていくためには、軽い風邪にかかることで免疫をつくるように、今よりも辛かったり苦しかったりする環境に敢えて身を置き、慣れるという体験を何度もしておく必要があるのです。
そもそもの話ですけど、『ストレス社会』なんて言葉が登場し始めたのっていつ頃なのでしょうか?
意外かもしれませんが『ストレス』という言葉自体、私たちの間で使われるようになってから、実はそれほど時間は経っていないのです。具体的に言うと1936年にハンセ・セリスというカナダの学者さんが提唱した学説がきっかけとされています。
つまり『ストレス』という言葉が使われるようになってから、まだ100年も経っていないわけです。しかし、これって不思議だと思いませんか?
だって、『ストレス』などという言葉が使われるようになる以前から『奴隷社会』や『世界大戦』という滅茶苦茶ストレスのありそうな問題がいくつもあったはずなのに、なんで今更になって流行するようなったのか疑問に感じる筈です。
もちろん、学説という形で『ストレス』という言葉が具体例として表舞台に登場したことも理由にあると思います。ただ、それ以上に大きな要因となったのは、生活が豊かになっていく中で、私たちがそれまでになんとも思っていなかったものも『ストレス』と結びつけてしまうようになったからです。
例えばの話で、近所にある公園のベンチで座っていた老人が、ふと「最近の若者は根性が足りん!」と独り言を言っている光景を思い浮かべてみましょう。
正直、老人の世迷い言として捉えられるかもしれません。しかし、内心で実際にそうではないかと薄々感じておられる方もいるのではないでしょうか。
少し話が逸れてしまいましたけど、ようするに何が言いたいかというと、老人が「最近の若者は根性が足りん!」と感じてしまう理由というのが、老人にとっては苦に感じない内容でも、最近の若者はすぐ音を上げてしまう現状を表しているのです。
で、そもそもの話、その辛い環境でも苦を感じずにいるための方法は何なのでしょうか?
その方法を簡単に言ってしまうと、それは『免疫をつける』ことなわけです。
分かりやすい説明をしますと、例えばの話、アルバイトや新人社員として職場で働き始めたばかりの姿を想像してみてください。
たぶん殆どの人は最初は上手くできず、ミスばかりして上司に怒られているかもしれません。しかし、しばらく続けていると、作業にも環境にも慣れてきて、始めたばかりの頃に比べて苦を感じなくなる筈です。
つまり『免疫をつける』とは、こうした作業への慣れのように、私たちが本能として持っている環境に適応しようとする力を利用することを指しています。
正直な話、私自身が中学時代に苦しい環境から逃げ出しているような人間なので、この方法をあまりオススメしたくはありません。ぶっちゃけ、個人的には、辛ければ逃げた方が特が多いのではないかと思ってもいます。
ただ、どんなにつらく苦しい環境でも、逃げ出せない状況というのは確かに存在しています。おそらく、そんな過酷な環境に自分の意思とは関係なく、身を置いておられる方は大勢いる筈です。
そんな時に『免疫をつけようと考える』ことを意識して、自分は今よりもっと強い人間になるために、あえて辛い環境で苦しい体験をしているんだと、少しでも思えるようになってほしいと願っています。
とても身勝手な言い分で、だましだましかもしれませんが、どうか多くの人が頑張って楽しく生きていけるよう役立ててください。
さいご
今回は、強く生きていくために必要なことを考えてみました。
まとめると、
- 強く生きていくために必要なこととは『免疫をつけようと考える』こと
- 少しでも強く生きていくためには、軽い風邪にかかることで免疫をつくるように、今よりも辛かったり苦しかったりする環境に敢えて身を置き、慣れるという体験を何度もしておく必要がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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