こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は小説を始めたいと考えている方の為にオススメのアイデアの出し方を紹介します。
みなさんは、ストーリーを書きたくなったことはありませんか?
- 好きなアニメの二次創作を書きたい
- ライトノベルを出版したい
- プレゼン用に簡単な物語をつくりたい
などなど、小説に限らずストーリをつくろうと考えておられる方は多いと思います。誰でも書こうと思ったことが一度はあるはずです。
これから紹介する小説を始めたい方にオススメするアイデアの出し方は主に三つです。
- 注目するシーンを最初につくる
- 主要なキャラクターを考える
- 好きな作品を模倣してみる
具体的に説明します。
注目するシーンを最初につくる
あなたの中で印象に残るシーン、これだけは絶対に出したいという場面を最初に決めましょう。
小説のアイデアを出そうと悩んでおられる方の多くは、何のとっかかりもない0の状態からからあらすじや話の流れなどを考えようとします。
しかし、これはゴールを決めずに長距離マラソンを始めるようなもので、かなり無謀な行為です。小説はみなさんの思っている以上に、書き上げるためには相当な気力と根性がいります。
そこで、最初にそのゴールを決めましょう。ゴールとは、みなさんがストーリーの中に出したいと思っている場面のことです。
「出したいシーンと言われても分からない?」と言う方は、今までに経験してきた思い出の中で印象に残っているシーンやセリフを想像してみましょう。
あれは感動しただとか、あの時は可笑しかっただとか、記憶に残っている場面を物語に組み込んでみましょう。
そのセリフを誰が言っていたのかで登場人物をある程度決めることが出来ます。また、出したい場面を最初に決めると、前後の話の流れもある程度見えてくると思います。
主要なキャラクターを先に考える
主人公に限らず、どうしても出したいと思えるキャラクターを考えましょう。その後、そのキャラをどう動かしたいかでストーリーを考える。
小説を書こうと考えた時、まずストーリーからつくろうとする人は多いと思います。
別に間違っているわけではありません。しかし、初めて小説を書こうと考えている方には困難な作業です。
はじめて物語を書こうと考えた人の動機は、一つの思い付きを形にしようとした場合が殆どです。しかし、思い付きを形にしようとストーリーから始めると、間違いなく途中でアイデアに詰まります。
その原因は、小説というのは複数のアイデアを混合してつくり上げられた物で、一つの思い付きでつくると途中で限界が来るからです。
きっかけを一つの思い付きから書き始める作家さんもいるかもしれません。しかし、世に出ている作家のほとんどは、一つの思い付きに固執しているようにみせて、実際は複雑な設定をつくり込んでいます。
ストーリから考える方法は玄人向けの方法などであまりオススメしません。
では、どうすればいいのでしょうか?
ストーリーから考えるのが難しいのなら、登場人物から考えてみましょう。
多くの作品をつくる方の中には、魅力的なキャラをつくれば、そのキャラが物語の中で勝手に動いてくれると表現される人がいます。
この言葉の通りで、主要なキャラクターをつくり、そのキャラをどう動かしたいかでお話をつくるのはとてもイメージしやすいです。
ぜひ試してみてください。
好きな作品を模倣してみる
まず、みたことのある映画、印象に残っている小説、好きなマンガなど知っている作品をマネてみましょう。自分ならどう描くのか全体像を把握してください。
「何か書きたいけど、アイデアが全く思いつかない!」と言う人は多くいると思います。書き始めたばかりの人には特に多い。
そんな人にオススメの方法は好きな作品をマネする方法です。
こう書くと「他人の作品をマネていい訳が無いだろ」と思われるかもしれません。しかし、よく考えてみてください。
何も、マネをしたまま本を出版するわけではありません。そんなことをしても、すぐにネタを尽きてしまい書けなくなってしまいます。
マネをするというのは、その人の書き方や話の組み立て方をみるということで、自分の話のつくり方、書き方を見つける参考にするという意味です。
0から始めるというのは、どんな行為であっても、かなり困難な始め方だと思います。何か取っ掛かりをみつけましょう。
好きな作品を参考にするのは、良い方法だと思います。作家さんの中には、感銘を受けた作品をもとにして傑作をつくっている方も多く存在します。
漠然とアイデアを考える前に、好きな作品を見てみるといいかもしれません。
さいご
今回は小説を始めたいと考えている方の為にオススメのアイデアの出し方を紹介しました。
まとめると、
- 注目するシーンを最初につくる
- 主要なキャラクターを考える
- 好きな作品を模倣してみる
書きあぐねている人の参考になってくれると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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