こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、覚えておいた方が得をする時間の捉え方を紹介します。
みなさんは、何かに遅刻してしまった経験はありませんか?
電車の遅れや寝坊などによって予定していた時間に間に合わなかったという経験は、誰しも一度はしたことがあると思います。そうならないように、几帳面な方なら少し早い時間に出たり、事前に準備を終えておいたりしています。
ここで質問なんですけど、そもそも遅刻ってそんなに悪い事なんでしょうか?
ここでは、遅刻をしてはいけない理由を解説しながら、覚えておいた方が得をする時間の捉え方について紹介していきます。
覚えておいた方が得をする時間の捉え方
先に結論から言いますと、覚えておいた方が得をする時間の捉え方とは『自分と相手の時間はそもそも違う』という考え方です。
詳しい説明を始める前に、まず前提としまして、遅刻というのはするべきではありません。これは多くの人が言っていますし、実際に「遅刻は絶対にするなよ?」みたいなことを日常的に使っていると思います。
ここで、もう一度繰り返しになりますけど、そもそも遅刻ってそんなに悪い事なんでしょうか?
確かに、寝坊のような理由だと遅刻した人自身に責任がありますけど、電車の遅れや渋滞のようにどうしようもない事態というのは存在します。それなのに遅刻すべてが悪いというのは、ちょっと極論のような気もしませんか?
そこで重要になってくるのが『自分と相手の時間はそもそも違う』という考え方なんです。
そもそもの話、私達の使っている時間と、他の人の使っている時間というのはまったく違うものです。
どういうことかというと、例えば普通の会社に勤める社員のスケジュールと、ブラック企業に勤める社員のスケジュールを想像してみてください。イメージする普通の会社員なら、新人だとたまに残業したり休日出勤する事はあるかもしれませんけど、多くの場合、休める時間が全くないという人は珍しいと思います。
ブラック企業の社員なら、ほぼ毎日残業をして、終電ギリギリになってクタクタなりながら帰宅し、もしかすると土日も出勤して休みなく働かされているかもしれません。
そんな時に、ブラック企業の社員が偶然取れた休みの日に友達と出かける予定を組んだとしましょう。そして、待ち合わせの時間を大幅に過ぎても友人が現れなかった時のことを想像してみてください。ようやくできた休みの時間を無駄にされているわけですから、メチャクチャ腹が立ちませんか?
ようするに、遅刻が悪いと多くの方に言われているのは、遅刻することによって自分が思っている以上に貴重な相手の時間を奪ってしまう可能性がある為です。
交渉する上で大事になる考え方?
遅刻をしてはいけない理由を簡単に説明しました。しかし、たぶんほとんどの人が感じたのは「で? それがどうしたの?」という疑問だと思います。
確かに、遅刻をしてはいけない理由として『自分と相手の時間はそもそも違う』なんて説明されても、正直、何の役に立つのかいまいち分からないと思います(汗)
実を言いますと、この考え方がとても重要になってくる場面が存在するんです!
その重要な場面というのは『交渉』のことで、例えば面接のような始まる前から相手にとって少しでも良い印象を与える必要のある場面では、『自分と相手の時間はそもそも違う』という考え方がとても大事になってきます。
もう少し具体的に説明すると、ある企業に自分の商品を売り込みに行くセールスマンの姿を想像してみてください。
仮に、たまたま立ち寄った企業のロビーで、そこの社長と出会い、これ幸いにと社長を呼び止めて商品の説明を始めたとして、最終的にそのセールスマンの商品は売れたと思いますか?
たぶん、その呼び止められた社長が嫌な顔をする瞬間は想像できても、商品の売れるという経緯をイメージできる人はいない筈です。なぜなら、その社長の予定といった『相手の時間』のことをまったく考えずに売り込みをしているわけですから、セールスマンの商品が売れるとは思えません。
もちろん、そのセールスマン自身の技術なども関わってきますけど、そもそも『相手の時間』を考慮に入れて売り込んだ方がまだ聞いてもらえる感じがしませんか?
つまり、絶対というわけではありませんけど、誰かと『交渉』をする上では『自分と相手の時間はそもそも違う』という認識を持っておくことが重要なんです。これが出来ていない人は意外と多いので、頭の片隅にでも置いておくことをオススメします。
さいご
今回は、覚えておいた方が得をする時間の捉え方を紹介しました。
まとめると、
- 覚えておいた方が得をする時間の捉え方とは『自分と相手の時間はそもそも違う』という考え方
- 遅刻が悪いと多くの方に言われているのは、遅刻することによって自分が思っている以上に貴重な相手の時間を奪ってしまう可能性がある為
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント